アスベスト除去工事の流れとは
2023/06/17
石綿とも呼ばれるアスベストは、建築材料・保温材・防音材などとして建物に使用されてきました。
ですが健康面へのリスクが高いため、アスベストを使用している建物では除去工事が進められています。
アスベスト除去工事とは具体的に、どのような流れで行われているのか説明します。
アスベスト除去工事の流れ
①現地調査・施工計画
設計図書や現地調査でアスベストの含有量を把握した後、解体する手順や重機を搬入する場所など施工計画の立案が行われます。
含有量によっては、工事開始前に届出が必要な場合があります。
②足場や養生シートの設置
アスベスト飛散防止のために足場や養生シートを設置し、工事を行う旨を近隣住民に説明します。
建物の外に、アスベストを含んだ粉塵が漏れ出さないような対策も必要です。
③アスベスト除去
施工準備ができたら、飛散しないよう慎重に除去作業を進めます。
除去したアスベストは厳重に保管し、決められた方法で廃棄物として処理されます。
④清掃
除去完了後、作業時に使用した仮設物を撤去し清掃を行います。
アスベストを除去した後にさらなる飛散防止として、真空掃除機や専用の機械を使用した念入りな清掃が大切です。
⑤引渡し
アスベストが建物に残っていないか、石綿作業主任者による検査や再確認を行います。
工事内容を報告書にまとめ、管轄の官公庁へ報告すればアスベスト除去工事は完了です。
まとめ
健康面へのリスクを高いアスベストが建物に含まれている場合、除去工事が必要です。
アスベスト除去工事は、以下の流れで行います。
①現地調査・施工計画
②足場や養生シートを設置
③アスベスト除去作業
④清掃
⑤お引渡し
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