養生は何のために行うもの?
2024/10/01
工事現場では、建物の周囲をシートで覆う作業があります。
これは「養生」と呼ばれるものですが、一体何のために行っているのでしょうか。
今回は、養生の目的について解説いたします。
何のために養生を行うのか?
建物の保護
養生を行う目的のうち、最も多いのが「建物の保護」です。
建築現場ではさまざまな資材や道具を用いますが、現場に運び入れる際に建物に傷をつけてしまう恐れがあります。
そこで傷が付きそうなところにあらかじめ養生シートを張り巡らし、傷を未然に防止するのです。
床や壁・天井といった建物の構造物はもちろん、取り付けられている設備にも養生を施します。
汚れの防止
工事の内容によっては、作業中に汚れが発生することもあります。
例えば建物を解体する工事では、粉じんやホコリが舞うのは避けられません。
また塗装作業の際は塗料が飛び散る可能性があり、いったん付着してしまうと取れないこともしばしばです。
そこで汚れを防止するために、作業にかかる前にあらかじめ養生をしておきます。
養生シートを使い汚れ防止の対策を行ったうえで、慎重かつ丁寧に作業を進めていきます。
作業環境を整える
作業環境を整えることも、養生の大切な目的の1つです。
しっかりと養生を行うより、スムーズに仕事に取り掛かれる環境を整え、作業効率をアップさせられるでしょう。
まとめ
養生は「建物の保護」「汚れの防止」「作業環境を整える」といった目的のために行われます。
いずれも工事には欠かせない要素のため、養生は非常に大切な役割を担っていると言えるでしょう。
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