RC造の解体の流れについて
2023/06/05
RC造の解体は、どのような流れで進められるかご存じでしょうか?
強固な構造のため、多くのビルやマンションなどの建物に用いられています。
ここでは、RC造の建物を解体する流れについて説明します。
RC造の建物を解体する流れ
①現地調査・挨拶回り
まず現地調査を行い、建物のほか付近の道路状況や使用できる車両・重機などをチェックします。
解体工事では、工事車両の出入り・騒音・粉じんなど近隣への影響が大きいため、事前の挨拶や説明が必要不可欠です。
トラブル防止のために近隣への挨拶回りを行い、工事内容の説明をして理解を得ておく必要があります。
②足場設置・養生
高所作業を伴う解体工事では、足場を設置して作業員の安全を確保します。
また養生シートを設置することで、粉じんの飛散を防ぎ近隣への影響を最小限に抑えます。
③内部解体・上屋解体
建物本体の解体前に、建物の内部を解体します。
内部解体後に行われる作業が、上屋と呼ばれる建物の基礎以外の部分を解体する上屋解体です。
壁・柱・梁の解体撤去作業を進め、最後に基礎が残ります。
④基礎・地中障害物の解体
上屋解体後に行う作業が、基礎の解体です。
地中深くまで打ち込まれている杭や基礎を、解体撤去します。
⑤埋戻し・整地
利用可能な更地にするため、深く掘り下げた部分を埋め戻して整地を行います。
埋戻しの作業は、土以外にも解体で発生したコンクリートを粉砕しリサイクルして利用する場合もあります。
まとめ
RC造の解体は、現地調査→足場設置・養生→内部解体・上屋解体→基礎・地中障害物の解体→埋戻し・整地の流れで進められます。
解体の流れを把握することで、解体工事の進み具合を理解しやすくなるでしょう。
練馬区で解体工事を行う『株式会社セイブ工営』では、RC造の解体工事も承っております。
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