RC造建物の解体の種類について
2023/05/26
解体工事に馴染みがなく、どのような工法があるかご存じない方も多いのではないでしょうか?
木造かRC造かによっても、工法の種類は異なります。
この記事では、RC造建物の解体に用いられる工法の種類について解説いたします。
RC造建物の解体工法の種類
圧砕機工法
この工法は重機の先端にハサミ形状のアタッチメントを装着し、建物を解体します。
従来の打撃を与えて分解する方法よりも、騒音や振動を抑えられるのがメリットです。
ただし粉塵量が多いので、養生や散水をしっかりと行い対策する必要があります。
大型ブレーカー工法
重機の先端にブレーカーと呼ばれる杭を装着し、振動を加えてRC造建物を解体する方法が、大型ブレーカー工法です。
振動と騒音が大きくなるのはデメリットですが、スピーディーに作業を行えます。
また手持ちのブレーカーであれば、重機が入れない場所でも作業ができるのもメリットと言えるでしょう。
転倒工法
建造物の外壁や柱などを内側に倒して解体する方法が、転倒工法です。
転倒工法のメリットとして、粉塵量を抑えられる・高所での作業を減らせるなどが挙げられます。。
高所作業を最小限に抑えられるため、高い建物や煙突のある建物に最適な工法です。
ただし転倒工法は難易度が高い工法で、熟練の技術が求められるでしょう。
まとめ
RC造建物を解体する工法の種類は、圧砕機工法・大型ブレーカー工法・転倒工法の3つに分けられます。
『株式会社セイブ工営』は、練馬区に拠点を構え関東地方で総合解体工事をメインに行う会社です。
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