RC造の耐用年数は?
2023/06/09
建物には耐用年数というものが設定されており、対象となる建物の用途や構造によって異なります。
木造に比べて長く設定されているRC造の耐用年数は、一体どれくらいなのか気になりますよね。
今回は、RC造の耐用年数について解説していきます。
RC造とは
一言でいうと、RC造とは「Reinforced Concrete」の略称です。
鉄筋とコンクリートで構造体を作成していく工法で、デザイン性が高いと注目されています。
さまざまな建物に使われており、耐久性や耐火性・防音性能の高さが魅力です。
RC造の耐用年数
RC造の法定耐用年数は47年と言われています。
建物における耐用年数とはその建物の寿命ではなく、資産として価値がなくなる目安として用途や構造によって定めた算定基準です。
税法なので住宅ローンや減価償却などお金に関わりの深い数値となり、寿命と法廷耐用年数が異なります。
そのためRC造の耐用年数は47年ですが、寿命はそれよりも長いと言えるでしょう。
用途による耐用年数の違い
また用途によるRC造の耐用年数は、下記の通りです。
・事務所用…50年
・病院用…39年
・住宅用…47年
・飲食店用…34年(延面積のうちに占める木造内装部分の面積が、3割を超えるもの)
耐用年数を経過したからといって、建物が崩れる可能性は低いと考えられます。
ですが耐用年数よりも長く快適に過ごすためには、定期的なメンテナンスが必要です。
まとめ
RC造の法定耐用年数は47年と定められていますが、用途によって異なる場合もあります。
耐用年数とはその建物の寿命ではなく、快適に過ごせる目安と言えるでしょう。
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