手壊し工法のメリットとは

解体工事の工法の一つに、手壊し工法というものがあります。
解体工事は一般的に重機を使用して行いますが、手壊し工法の場合は名前の通り手作業で解体していきます。
時間がかかって大変そうですが、手壊し工法にしかないメリットもあるのです。
そこで今回は、手壊し工法のメリットをご紹介しましょう。

手壊し工法のメリット

周辺住民の迷惑になりにくい

重機を使って解体工事を行うと、騒音や振動が発生し周辺住民の迷惑になることがあります。
しかし手壊し工法の場合、大型の重機を使用しないぶん騒音や振動が最小限におさえられるのです。
さらに重機を使わないことで、粉塵の飛散も抑えることができます。

危険を伴いにくい

重機を使って解体工事を行うと、スピーディーに作業を進められますが、そのぶん危険も伴います。
例えば瓦礫の下敷きになったり、隣家の壁を傷つけたりといったリスクが考えられるでしょう。
その点手壊し工法の場合は、少しずつ丁寧に解体作業が進められるので、こうしたリスクを防ぐことができます。
また建物の一部を切り離す工事では、手壊し工法を用いることで取り壊さない部分を傷をつけず工事をすることが可能です。

まとめ

手壊し工法のメリットとして、以下のような点が挙げられます。
・周辺住民の迷惑になりにくい
・危険を伴いにくい
またケースによっては、手壊し工法以外では工事が難しい場合もあるでしょう。
手壊し工法は安全で丁寧な作業ができる方法ですが、そのぶん経験や技術も必要です。
現在『株式会社セイブ工営』では、解体作業を行う作業員を募集しております。
経験や資格の有無を問わず、興味のある方はぜひご応募ください。